自己嫌悪からの脱出

自己嫌悪

 

自分が嫌になってうんざりしたことはないだろうか。

 

わたしは大学に入学して、自分を見つめる時間が増えたことで

自己嫌悪に陥ってしまうことがあった。

 

あじゃない、こうじゃない。こんなはずじゃなかった。

自分は何をしているのだろう、何がしたいのだろう・・・

まさに青年期の発達課題アイデンティティの確立」のようだ。

 

きっと大学生になったこの時期だから自己嫌悪に陥るのかと思う。

なぜなら、大学生は一人暮らしやアルバイト、新しい人たちの出会いが始まる

タイミングにあって選択肢が増えるからだと思う。

 

中学生、高校生。親や教師のすぐ近くで過ごしているうちは、

何か問題を起こせば、自分の意思にかかわらず怒られたり謝ったり解決するため

の出来事が起きる。

 

しかし、大学生や就職をすると自分で行動を起こし、責任を取らなければならない。

ここに自己嫌悪になる要因があるのではないかと思う。

 

そこで、こんなことを思った。

“人生、まっしろじゃなくていいし、完璧じゃなくていい”

もちろんやっちゃいけないことを勧めているわけではなくて、

誰もがいけないと分かっていてもしてしまっていること、

 

例えば、車が来ていないから信号無視をした

    友達を誘わないで仲間はずれにした

 

できるならしない方が良いに決まっているが、してしまうのが人間だ。

だから、先に書いたように人生まっしろじゃなくてもいいと思うんだ。

 

この考え方が正しいのか分からないけど、妥協することは自分を守るうえで

とても大切なことだと思う。

 

自分の大切なヒト・モノ・コト。自分の信念さえ、貫き通せば。

 

他人を助けてまで自分を犠牲にすることなんかない。

こうやって自分を尊重して人生を送ることができれば、

妥協したことさえも自分の人生を尊重した結果と考えられ、

自分に満足したり、アイデンティティの確立につながるのではないかと思った。

 

自分を後回しにせず、自分を大切にした結果他人を大切にできるようになりたい。

 

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